1964-10-02 第46回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第5号
○説明員(廣瀬眞一君) 補助金一般の問題についてでございますので、私からお答えいたします。 運輸省の関係のいわゆる補助金というものは、あまり数は多くございません。しかし、数多くございませんが、私どもとしまして、補助金を適正に配賦するということにつきましては、各計画を具体的に精査いたしまして、まず適正な配賦を行ないたい。それから、補助金を配賦いたしましたあとでどのように使われておるかということにつきましても
○説明員(廣瀬眞一君) 補助金一般の問題についてでございますので、私からお答えいたします。 運輸省の関係のいわゆる補助金というものは、あまり数は多くございません。しかし、数多くございませんが、私どもとしまして、補助金を適正に配賦するということにつきましては、各計画を具体的に精査いたしまして、まず適正な配賦を行ないたい。それから、補助金を配賦いたしましたあとでどのように使われておるかということにつきましても
○廣瀬政府委員 ただいま官房長から−総括的な御報告がございましたので、私から補足的に御報告をいたします。 お手元にあります「昭和三十九年六月十六日に発生した新潟地震による国鉄の被害状況」という資料に基づきまして概要を御報告いたします。 一枚目は地震の規模、震度等でございまして、省略をいたします。 それから二ページにまいりまして、ここに概況をごく要約して書いてございますので、読みながら御説明をいたします
○政府委員(廣瀬眞一君) 鉄道の被害につきましても、私どもまだ把握しておりませんので、至急情報を集めておる最中でございます。
○政府委員(廣瀬眞一君) 小委員会用の資料はすでに整っておりまして、すぐ間に合うようになっておりますので、至急提出いたします。
○政府委員(廣瀬眞一君) きのう新聞にごく概要が出ておりましたのは、昨日の国鉄基本問題懇談会において、国鉄側が現在の時点において作成いたしましたごく素案でございまして、これをもとにいたしまして懇談会で逐次検討してまいる見込みでございます。したがいまして、今後どういうふうに変わるかわかりませんが、御参考に供するという意味で、この次の委員会に提出いたします。
○政府委員(廣瀬眞一君) 先ほど相澤先生から、建設公団が現在行なっております着工線、調査線に大体どのくらい金がかかるかというふうなお話がございましたが、私ども、しばらく前までは、海峡連絡鉄道を除きまして、現在の着工線、調査線を全部完成させるためには、総額約三千億要るというふうに計算をいたしておりましたが、最近、公団で、工事費の値上がりその他こまかい点を精査いたしまして、ごく最近得ました数字では、建設線
○政府委員(廣瀬眞一君) 大要につきまして、方針につきましては、ただいま佐藤大臣から御答弁があったとおりでございますが、さらに若干事務的、技術的な面を申し上げますと、先ほど申し上げましたように、現在試掘立て坑を掘っておるということを申し上げましたが、試掘立て坑と申しますのは、着工を前提といたしました立て坑でございまして、いわば着工に一歩近づいたということでございます。従来のいろいろ技術的な調査を、海底
○政府委員(廣瀬眞一君) ただいまお尋ねの青函トンネルにつきまして、簡単に御説明をいたします。 青函トンネルの建設につきましては、主として技術的な調査を現在行なっております。わが国におきまして、いまだ例を見ない非常に規模の大きいものでございます。また巨額の資金と高度の技術を要するものでございまして、従来、国鉄におきまして、昭和二十一年度から現在まで、地形の測量、地質の調査、海象、気象の調査を実施しておりますが
○政府委員(廣瀬眞一君) 先ほど御質問がございましたが、国民一般もこれについては非常に関心を持っているわけでございまして、新幹線が開業した場合にどういうかっこうになるか、運転の安全の面、あるいは運賃の問題、料金、非常に関心を持っているわけでございますから、運輸省といたしましても、なるたけ早い時期に、いまおっしゃいましたように、八月の上旬というふうなことをめどにいたしまして、なるたけ早い時期に部内の作業
○政府委員(廣瀬眞一君) 新幹線の運営をいかにするかということで、もちろん運賃、料金を含めまして、なるべく国民に早く御理解を願うという立場から、作業を鋭意国鉄において進めておるわけです。したがいまして、関係方面の了解が得次第、なるべく早く国民に御理解いただくと同時に、当委員会にも作業が終了すれば資料として提出いたしたいと考えております。
○政府委員(廣瀬眞一君) 私の申し上げたのは、解釈の問題ではなくて、刑罰法規の適用方につきましては、いま申し上げましたこの法上競合というルールがございままして、確立されたルールがあって、従来、たとえば刑法とほかの刑罰法規の関係でも、私が申し上げましたように確立したルールがございまして、解釈の問題ではなくて、適用方についてはきわめて明確に従来なっておるということを申し上げたわけでございます。
○政府委員(廣瀬眞一君) 営業法との関係でございますが、たとえば信号機を、営業法の三十六条に「車輌、停車場其ノ他鉄道地内ノ標識掲示ヲ改竄」というようなことがございますが、灯火を滅したり、それから第二項で「信号機ヲ改竄」云々というのがございます。かりに新幹線の関係の信号を——信号関係のものですね、これを改竄し、あるいは損壊した場合には、営業法とそれからその新幹線の条項と競合するわけでございます。これは
○政府委員(廣瀬眞一君) この特例法は、鉄道営業法の関係の特例にもなりますし、それから刑法のほうにも器物損壊罪あるいは往来危険罪というものがございますが、こういった関係から刑法の特例にもなるわけでございます。 それで、鉄道営業法の関係でございますが、鉄道営業法にも確かに若干の規定がございまして、三十六条で信号機の損壊等の罰則も定めておりますが、鉄道営業法の考え方は、主として鉄道利用に関する秩序を維持
○政府委員(廣瀬眞一君) いつ当初の計画どおり三時間の運転ができるかという問題でございますが、私先ほどごく近い将来と申し上げましたが、まあ数カ月で当初の計画どおり運転ができると存じます。なお、この法律の関係で、第一条にございますように、「主たる区間を二百キロメートル毎時以上の高速度で走行できる」というのがこの法律案の御審議を願っている趣旨でございますが、新幹線は五百十五キロメートルのうちで、カーブが
○政府委員(廣瀬眞一君) 東海通新幹線の建設につきましては、政府も、国鉄も、非常に重点的にやったわけでございまして、この東海道新線建設の趣旨は、もちろん先生御承知のとおりでございまして、まあ「夢の超特急」というようなはでなキャッチ・フレーズを新聞等が用いたことはございますが、趣旨はあくまでも、現在の東海道の行き詰まりを打破する、要するに輸送力増強という観点からやったわけでございまして、国の内外にかなり
○政府委員(廣瀬眞一君) 東海道新幹線の工事のまず進渉状況を概略御説明いたします。 御承知のように、全線五百十五キロメートルでございますが、運転に必要な用地の確保はすでに全部完了しておりまして、現在各工事はきわめて順調に進んでおります。東京から大阪駅に至る五百十五キロメートルの試運転は、現在のところ−当初は八月に入ってからという予定をしておりましたが、工事の進捗状況が良好でございますので、若干繰り
○廣瀬政府委員 国鉄から十分事情を聴取いたしまして、政府のほうから、国鉄職員の賃金は生産性の向上に十分対応する上昇を示しており、また他産業、特に運輸労働者の賃金上昇率の比較においても十分均衡を保っているという趣旨の回答を出しております。
○廣瀬政府委員 ただいま運輸省、国鉄から申し上げました数字で、さしあたり今回の仲裁裁定は実施ができるというふうに考えております。したがいまして、いまの特別退職手当の約半額の百二十二億の流用と申しますのは、決して好ましいかっこうではございませんが、さしあたりはこういうかっこうでやってまいりたいというように考えております。
○廣瀬政府委員 大臣はひっくるめておっしゃいましたが、移流用が百五十二億でございます。したがいまして、予備費の流用五十億、資産充当が四十五億、運賃収入でない雑収の二十億、移流用の百五十二億、合わせまして二百六十七億であります。この移流用の百五十二億の内訳を申し上げますと、特退のうちから流用しますのが百二十二億、それから三十億は工事単価の引き下げその他の節約でございます。
○廣瀬政府委員 鉄道営業法との関連でございますが、私どもの考え方は、在来の鉄道は運行の形態も非常に多様でございます。それから在来の鉄道におきましても東海道線等におきましては最高百十キロ程度のスピードは出すことはございますが、新幹線におきましては最高時速二百キロ、平均時速百七十キロ、要するに在来鉄道とは質的に違ったという考え方をいたしております。俗なことばで申しますれば、鉄道と航空機の間くらいということでございますので
○廣瀬政府委員 新幹線におきましては在来の鉄道と異なりまして保安装置も高度なものを使っておりますし、なお線路の立ち入り等は、先般ごらんいただきましたように土盛り区間あるいはトンネルの入り口等におきましては厳重な防護さくを立てまして容易に立ち入れないようにしてございますが、なお列車の高速性にかんがみまして万全を期するため特別な法的措置が必要であるというように考えます。なお営業法あるいは刑法の特例でございますので
○廣瀬政府委員 本委員会でずっと御審議を願っておりまして、その経過で大体おわかりと存じますが、国鉄におきましては、新幹線の建設運営につきまして、技術上考えられるあらゆる事故防止の対策を立てておるわけでございます。その上なお万全を期するために、やはり現在御審議を願っております特例法というものが必要であるというふうに国鉄も考えましたし、私どももいろいろ国鉄と十分協議をいたしまして、必要であるというふうに
○廣瀬政府委員 先ほど私がお答えしましたことを繰り返すことになりますが、鉄道営業法なりあるいは国有鉄道法におきまして、国鉄を十分監督する道はございます。運輸大臣は、公共の福祉の増進のために特に必要がある場合には国鉄に対して監督命令を出すことができますので、たとえば新幹線の安全確保対策等につきまして、政府が必要と認めた場合には監督命令を出し、これによって国鉄は十分に対策を講ずるものと考えております。
○廣瀬政府委員 東海道新幹線の安全確保のためには、たとばえ車両の構造とかあるいは線路の構造あるいは各種の保安装置というものは、先ほど法制局から御答弁がございましたように、鉄道営業法あるいは建設規程、こういうものに基づきまして規定をしておるわけでございます。これは一般の私企業と違いまして、国有鉄道は政府の関係機関でございますので、運輸省といたしましては、十分に指導監督できる立場にある機関でございますので
○政府委員(廣瀬眞一君) いま大臣が大綱について御答弁申し上げましたが、若干補足いたしますと、踏切道改良促進法によりまして、国鉄、私鉄を問わず、一定の計画のもとに重点的に踏切道の改良を計画しておりまして、年次計画によりましてきちんと進めております。国鉄につきましては、先ほど国鉄当局からも説明がございましたように、昭和三十九年度におきましても、踏切改良を含めました保安対策費というものは、政府といたしましては
○廣瀬政府委員 この特例法は刑罰規定でございますので、たとえば子供であるとかあるいは精神障害のある者、こういう者は主観的要件を満たさないわけでございますから、これを処罰するわけにはまいらないと思います。したがいまして、この法律は刑罰法規でございますので、主観的要件を満たす者が処罰をされるということになるわけでございます。私が申し上げましたのは、たとえば子供であるとかあるいは比較的知能程度の低い者は、
○廣瀬政府委員 いま矢尾先生からお尋ねのございました点でございますが、まず先生がいまおっしゃいましたように、踏切の障害というのは全部なくなるというふうに考えております。と申しますのは、いま申しましたように全部立体交差しておりますので踏切の障害はない。なお、道路が上を通っておるような場所につきまして、自動車等が転落するようなおそれのあるところは厳重な防護さくをいたしますので、まず踏切の関係の事故は皆無
○廣瀬政府委員 東海道新幹線の安全の確保措置につきましては、この法律のほかにと申しますか、法律の前にやるべきことがいろいろございまして、国鉄におきましては種々の対策を講じておるわけでございます。まず施設、車両の面につきましては、運転士の注意力あるいは判断力にたよることを極力避けまして、自動列車制御装置であるとかあるいは列車集中制御装置あるいは自動進路設定装置等、技術的に見まして、現在の世界の最高水準
○廣瀬政府委員 いま大臣の御答弁になりましたことを若干補足いたしますと、私ども運輸省、国鉄一体となりまして——列車妨害、特に先ほど国鉄側から説明のございましたように、子供の置き石、列車妨害が非常に多いわけであります。これは閣議でもお話が出ておるようでございます。どのように事務的に具体的にやっておるかということでございますけれども、国鉄が中心になりましていろいろ沿線等に呼びかける、あるいはPR機関、報道機関等
○廣瀬政府委員 ただいま概略御説明いたしましたが、おそくとも七月の末にはすべての運転に関連する工事が完了いたします。したがいまして、八月、九月、まる二カ月以上は東京−大阪間全線を通じまして試運転の段階に入るわけでございます。そこで試運転をやりながら線路の固まりを待つ、あるいは若干のふぐあいのところがあればこの間に直す。まる二カ月ございまして、その間に十分テストができますし、路盤等も逐次固まってまいるというふうに
○廣瀬政府委員 それでは、お尋ねの東海道新幹線の工事の進捗状況が現在どのようになっておるか、これにつきましてごく概括的に御説明をいたします。私がこれから申し上げますことは、項目によって多少違いますが、四月二十日現在の数字で申し上げます。 まず概況でございますが、全線は、御承知のように五百十五キロメートルでございまして、運転に必要な用地の確保はすでに全部完了しております。 それから、以下申し上げますように
○廣瀬政府委員 私鉄の場合は、国鉄等と違いまして、双方完全な交渉をする能力を持っております。いままでのところ、双方きわめて良識的に話し合いを進めておるようでございます。もちろん、十日というようなことは、私ども運輸行政を担当している者といたしましては、なるべく避けてもらいたい。それまでに双方問題点を煮詰めて良識的な解決をしていくというふうに確信をしております。
○廣瀬政府委員 私が聞いておりますところでは、この前の十七日のストは、幸いにしまして労使の賢明な考え方によりまして回避をされました。この段階では、賃金問題につきましてはまだあまり話は進んでおらなかったようであります。その後労使間におきまして、逐次話は進めておる、双方誠意を持って現在交渉中であるというふうに把握しております。私鉄関係は、もちろん国鉄といろいろ緊密な関係がございますが、労働関係につきましては
○廣瀬政府委員 いま大臣がお答えいたしましたとおりでございますが、若干補足いたしますと、政府と申しますか、官房長官が中心になりまして関係各省の事務次官を構成メンバーにしまして、この問題につきまして早急に検討を始めることになっております。もちろん、久保先生のおっしゃいましたように、三公社五現業と申しましても、国鉄の占める比重はきわめて大きいわけでございますが、この問題は、やはり横の均衡と申しますか、形式的
○廣瀬政府委員 勝澤先生のおっしゃるとおりでございまして、私ども公共投資の三本柱として、道路、港湾、鉄道ということが一番大事な三つの柱であると考えております。そこで私どもといたしましては、やはり現在の進行中の第二次五カ年計画も、国の成長から考えますと、結果的にはやや過小であったというふうに考えております。そのほか先ほどから御議論がございますように、特に保安対策というものも十分考えていかなくちゃいかぬ
○廣瀬政府委員 公共負担がどの程度国鉄の経理に圧迫を加えているかという問題かと存じますが、確かに先生のおっしゃるような面もあるとは考えておりますが、三十六年に運賃の改定をいたしました際には、一応五カ年計画の資金を借り入れ金、自己資金によってまかなうということで計画を立てまして、いまの公共負担等も十分に考慮に入れまして、当初の計画では一応五カ年計画が遂行できる、要するに自己資金を十分捻出いたしまして、
○廣瀬政府委員 貨物旅客のいわゆる公共負担の問題でございますが、これはいろいろ考え方はあると私は考えております。まず、運賃理論として公共負担をどうするかという問題があります。旅客の問題からわかりやすく申し上げますと、通勤、通学の大幅な割引をやっておるということが旅客全体の負担から考えて妥当かどうかという問題がまずあると思います。ただ現在の運賃の立て方は、旅客運賃全体として収支が償うというかっこうで立
○廣瀬政府委員 鉄道公安職員は、公労法に基づきます正常な組合運動、活動等に対しましては、一切介入等をいたした覚えはないと考えております。しかし、鉄道用地内で旅客公衆あるいは秩序の維持ということになりますれば、違法な行動に対しましてはこれを排除するのが職務だと考えております。
○廣瀬政府委員 鉄道公安職員につきましては、先生も御存じのとおり、これは鉄道の業務に関連しまして旅客公衆あるいは施設内の秩序を保つというのが趣旨でございまして、違法状態等が発生した場合にはこれを排除するということが職務でございまして、従来もそのように運営をしておりまして、今後も同じ運用を考えておるわけでございます。
○廣瀬政府委員 従来労働関係で職員等を処分いたしました数字は、ちょっとただいま手元に持っておりませんので、あとでお答え申し上げます。
○政府委員(廣瀬眞一君) 去年の秋以来、労使双方、いま国鉄副総裁から答弁いたしましたように、格差問題を含めまして、団体交渉をやってきたのでありますが、労使双方の意見がなかなか一致しないということで、現在調停段階におるのだ、こういうふうに考えております。
○政府委員(廣瀬眞一君) 国鉄職員の給与問題でございますが、ただいま国鉄当局からるる御説明がございましたが、運輸省といたしましても、国鉄職員の労働の質、内容等考えまして、やはり他の公社と比べまして格差はなくすべきであると考えております。
○廣瀬政府委員 先ほどお尋ねがございました国鉄から伊豆箱根鉄道に買収の申し込みをいたしましたのが、三十七年の三月三十日、伊豆箱根鉄道から名古屋の陸運局へ鉄道敷設免許申請がありましたのが、三十七年四月二十五日でございます。
○廣瀬政府委員 いまお尋ねのございました点につきまして私どもきわめて遺憾だと存じております。私どもも現地のほうからただいま御質問ございましたような情報を得まして、名古屋の陸運局を通じまして再三厳重にいろいろ注意をいたしました。途中でいろいろ経過はございましたが、結果においてはやっと私どもの言うことを聞いたわけでございます。こういった点は非常に残念でございます。今後とも私鉄一般につきましては、法規に従
○廣瀬政府委員 勝原−朝日間につきましては、先ほども申し上げましたように、ダムの関係で着手がおくれておりましたが、これはすでにダムの問題が解決いたしましたので、近い将来に本格的に工事に着手をしたい。それからなお、これはいつ完成するかということでございますが、これはやはり日本全体の建設と関連いたしますので、もうしばらく検討いたしませんと、ここで御回答申し上げるわけにはまいらないと思います。
○廣瀬政府委員 この線の重要性につきましては、ただいま先生がおっしゃったとおりでございます。ただ、率直に申し上げまして、従来、建設資金も必ずしも十分でなかったということから、建設審議会におきましては、全体の資金量、それからやはり全国的な視野に立ちまして、いろいろ緩急順序というようなことから、いままで御審議あるいは御建議を願っておるわけでございます。この線が赤字であるからといって運輸省、国鉄側がちゅうちょしておるというようなことは
○廣瀬政府委員 新線建設の重要性につきましては、ただいま大胆が答弁申し上げたとおりでございます。またいま先生が一例としておあげになりました越美線、これもおっしゃるとおりだと存じます。同時に、私どもかねがね新線建設につきましては、政府としてはいろいろ推進してまいっておりますが、先ほど大臣も答弁申し上げましたように、国鉄全体の財政資金のワクの問題、それから国鉄といたしましては、在来線の増強等の一般会計、